K・W

PROFILE

K・W

2017年キャリア入社

2017年12月、日本マンパワー人材開発営業部へキャリア入社。以来、顧客の課題解決に向けたソリューション営業に携わる。
※インタビューは2021年に実施しています

現在のお仕事内容について教えてください!

人材開発営業本部で、法人向けの営業を担当しています。企業の人事・教育ご担当者様がメインのお客様です。社内の人材育成に関する課題をヒアリングし、その課題に即したソリューションを、社内の企画担当者と協力してお客様へ提供するのが主な業務です。

最近印象に残っているお仕事は、もともと通信教育のお取引のみだった企業様から、初めて内定者向け研修をお任せいただいたことです。私が入社してからの3年間、毎月一度は訪問しているお客様なのですが、会社としての歴史が長く、研修体系をすでにしっかり確立されていらっしゃるところなので、なかなか研修をご依頼いただく機会が巡ってきませんでした。ところが、今年度はコロナの影響で、お客様がもともと予定されていたプログラムを実施できなくなってしまったんです。そこで代替案として何かできないかと、ご担当者様が私に声をかけてくださいました。

研修のご依頼はやっぱり嬉しかったです。長くコミュニケーションを取り続けて関係を築けたからこそ、このタイミングでご相談いただけたのかなと思っています。当社のお客様は会社として長く続いている企業様が多いので、その歴史に寄り添いながら、日本マンパワーだからこそできるお手伝いを今後も続けていきたいです。

入社のきっかけは?

日本マンパワーへは中途採用で入社しました。当社に入るまではBtoBではなく、ずっとBtoCの営業をしていました。前職では、個人のお客様の学びや資格取得をサポートするような関わりをしていたのですが、一人ひとりに深く寄り添うことに魅力を感じつつも、もっと大勢の方を対象に、個人ひいては組織全体が変わっていくためのお手伝いがしたくなり、日本マンパワーへ転職しました。

当社の選考では、とにかく親身になって私の話に耳を傾けてくれていると感じました。忙しい時期だったはずなのに、役員と課長職の方が時間を取って社内を案内してくれたり、ざっくばらんに会社について話してくれたり。ここだったら大丈夫だろう、という安心感があって、最終的に入社を決めました。

私は学生時代に教員免許を取得し、教育や人の成長支援に対してずっと興味を持ち続けてきました。学生ではなく社会人の方の学びを応援する醍醐味は、お客様が自分の意志で学ぼうとされる姿、学びをさまざまな経験へと役立てていかれる姿に間近で接するなかで、自分自身も啓発され、大いに成長できるところだと思っています。
現在はBtoBの営業になりましたが、お客様から日々成長させていただけていることに変わりはありません。

ご自身にとっての「自分らしさ」とは?

何よりもまず、自分に嘘をつかないこと。自分に誠実でいようとすることです。
自分をごまかしていると苦しいし、つらい。しかも、ごまかしながらやることって続かないですよね。他者に対して完全に誠実でい続けるのは難しいですが、誠実でいるための努力はできると思っています。

私も新入社員の頃は周囲に気を遣ってしまい、先輩へ本音を言えなかったり、無理に話を合わせたりしていました。けれど先輩たちから見透かされて、結局思うようにコミュニケーションが取れなくなってしまった。そういった経験もあり、自分が思ったことや相手へ言うべきことはまっすぐ伝えるようになりました。

これはお客様に対して心がけていることでもあります。人事部のお客様は、人を見るプロです。だからこそ、絶対に言葉をごまかしたりはしません。たとえば、もしわからないことがあったとしたら、その場ではわからないとお伝えし、次回の打ち合わせまでにできるだけお答えできるように準備をします。もちろん、どのようなお客様が相手であっても当然のことではあるのですが、正直に振る舞うことを、自分としては何よりも大切にしています。

名刺の色はマゼンタですね。この色を選んだ理由を教えてください。

名刺のワークショップで同じチームになったメンバーから「綿島さんっぽい色だね」と言ってもらえたのと、マゼンタの「小さなことでも幸せを感じられる」という意味がとても気に入ったからです。私自身が幸せを感じられるようになるのはもちろん、お客様に対しても、たとえどんなに小さくても良いので、幸せを届けられるような営業活動をしようと思っています。

他に悩んだ色は特になかったですね。最初からマゼンタにしよう、と決めていました。でも、社内でマゼンタを選んだメンバーがあまりにも多かったので、違う色にすれば良かったかもしれません……(笑)

今後のビジョンや目標を教えてください!

営業としては、お客様に提案できるものの幅を広げていきたいです。かっこよく言うと、自分の知識をもっと増やして、ご提供できる価値、日本マンパワーという会社そのものの価値を高めていきたいですね。

当社って、すごく良い事業を展開していると思うんですよ。長年のノウハウに裏打ちされた良質なコンテンツが揃っていますし、今回私のインタビューを載せていただく「キャリこれ」など、新しい取り組みも増えてきました。

せっかくこれだけ良いものがあるので、もっと外にアピールしないともったいないな、と最近感じています。そういった情報発信は別部門の役割かもしれないのですが、営業メンバー一人ひとりが、当社の魅力をもっと広めていく必要もあると考えています。会社としても、日本マンパワーとしての価値を高めていく、という流れになりつつあるので、そこに食らいついていきたいですね。

社内的な話では――これは昨年から自分にとってのテーマにしているのですが――これから日本マンパワーへ入社してくる若い方たちに対して、一人の先輩として明るい未来を見せたい、という想いがあります。やっぱり会社なので、業績やモチベーションのアップダウンはあると思うのですが、細く長くなんとなく仕事ができればいいや、ではなく、この会社で働いたり何かをしたりすることに、ずっとわくわくしていられるような気持ちを持ってもらいたいな、と。もちろん自分もまだまだで、できている時とできていない時はあるのですが。

私自身の価値観としては、仕事とはお金を稼ぐこと、というのがまず根底にあります。とはいえ、同じ「稼ぐ」だったら、嫌々働くよりも、この会社で良かった、とか、この仕事で良かったと思いながら働きたいじゃないですか。若い方たちにも、せっかく当社を選んでくれたのだから、日本マンパワーではこんなこともできるんだなと思ってもらいたい。

また、今後、会社として生き残っていくためには、より一層の発想力が求められるようになると感じています。型通りのことだけではなく、これまでとは違ったアプローチを考えなければいけない。そこには後輩たちやこれから入社する方々のような、若いメンバーの力が絶対に必要になります。彼らが活躍できる、価値のある会社にするためにも、まずは日本マンパワーの営業として、自らの幅を広げ続けていきたいです。