CROSSTALK

クロストーク
~新卒入社社員~

2025年時点でのインタビューです

PROFILE

クロストーク<br>~新卒入社社員~

K・Yさん

2019年入社

キャリアドック事業本部 CS推進部 マーケティング課にて、国家資格キャリアコンサルタントの取得を目指す方の養成講座運営を行っている。

クロストーク<br>~新卒入社社員~

S・Sさん

2021年入社

HR法人営業本部 東日本営業部 東京3課にて、企業の人事・教育部門に対する研修、通信教育、人事制度設計等のヒアリング・提案を行っている。

クロストーク<br>~新卒入社社員~

E・Yさん

2024年入社

法人営業部門にてヒアリングした企業課題について、どのように解決することが企業にとって最良の方法かを検討し、研修プログラムや各種ツール類の開発・企画を担当している。

入社のきっかけと、決め手になったことは?

(K・Y)私は当時ざっくりと「教育業界」や「教育領域」で企業探しをしていたのですが、その時は「学生支援を行う企業」が検索の中心になっていました。企業を探していく中で、関連企業の中に「社会人支援」という事業を見つけ、興味を持ちました。日本マンパワーを知ったのもその時です。
入社の決め手は、企業のスタンスに魅力を感じたことです。当社以外にも社会人教育・支援を行っている企業の選考に進みましたが、日本マンパワーの担当者や先輩社員からは特に「沢山の企業の現場に関わることができた」「成長に向けた支援を行うことができた」といったお話が多くあり、そのようなスタンスが自分に合っているなと感じたことが入社の決め手になったと思います。

(S・S)私は「人の成長を支援する伴走者でいる」というありたい姿を定めて就職活動を行い、「人材」や「社会人教育」が関わる業界に絞って活動をしていたところ日本マンパワーを見つけました。
入社の決め手は、自己の理想とする姿にどれだけ近づけるかでした。人材派遣や人材紹介の企業も見てきましたが、ビジネスモデルに「働き手の不足しているところに人を配置する」という印象を持ち、自分の目指す姿とは異なると感じました。私が求めていたのは、大学のキャリアセンターのように一人ひとりに寄り添って成長を支援することです。最終的に、教育支援に重きを置いた一人ひとりの成長を支援するビジネスを行っている当社に入社を決めました。

(E・Y)私は家族が人材派遣や紹介の仕事をしていたため、最初はその業界を中心に活動していました。K・Yさんのお話にもありましたように、私も企業検索の関連した企業の中に日本マンパワーを偶然見つけ、説明会に参加しました。そこで、派遣や紹介だけでなく、研修事業があることを知り、この業界に興味を持ちました。
入社の決め手は、面接や座談会で社員の寄り添う姿勢に温かさを感じ、「自分もそうなりたい」と思ったことです。当時は自分の強みややりたいことが見つからず悩んでいましたが、面接でのサポートを通じて、この会社が一人ひとりに寄り添い、成長を促す支援を実践していることを実感し、私もそこに携わりたいなと感じて入社を決めました。

面接以外で印象に残っていることとしては、会社説明会の中での先輩社員との座談会中に感じた若手社員同士の雰囲気の良さも印象的だったのですが、K・Yさんが説明会に参加されていた時も空気感は同じでしたか?

(K・Y)何年前だろう?もう9年ぐらい前になってしまうので、だいぶ記憶は曖昧ですが、当時の面接や座談会の印象はE・Yさんと同じで働きやすそうというのは、確かに印象として残っています。
ただ、当時は新卒採用が再開してから2年度目ぐらいだったので、同年代が少なく、目上の方が多い環境というのは少し不安ではありましたね。

実際に働き始めてみて、仕事内容や職場環境についてどのように感じていますか?

(K・Y)私が所属している部署は「キャリアコンサルタント養成講座の販売から運営までを一貫して担当する部署」です。現在マーケティング課所属としてキャリアコンサルタント養成講座の販売促進を主な業務としていますが、時には講座が開講される地方に出張し、現地で説明会を担当するなど営業的な活動も行います。
配属当初は講座運営を担う課のメンバーとして、現地スタッフの手配や必要な備品の調整、実施会場とのやり取りを担当するなど、部内だけでも様々な業務に携われるので、非常に面白い仕事だなと思っています。 
職場環境については、やはりメンバー全員が何かしらの理念・価値観を持っていて、新入社員育成など教育的な面でも日々関わってくれていますね。

(S・S)法人営業部門で担当することはやっぱり多岐にわたるなあ、というのが率直な印象です。 
営業の役割(ミッション)は、『当社を信頼していただけるお客様を増やす』ことになりますので、長く良い関係を続けていけるようにお客様とのコミュニケーションやお客様に合わせた仕事の仕方・進め方みたいなところが大事になってきます。このようにある種正解がない中での働き方になりますので、裏を返せば各個人の持っている強みを活かすことができる職場かなと思っています。もちろん、難しいところもありますが、活動をしていて飽きが来ない仕事ですね。
職場環境は一人ひとりの業務に合わせてフレキシブルに働けるので、自由度があって私はいいなと思っています。

(E・Y)実は企画担当としての支援の仕方に大きなギャップを感じたことがありまして・・・
配属になるまでは1つの案件に対して、企画メンバー複数人で営業担当の支援を行うと思っていたのですが、基本的に1つの案件につく企画担当の人数は1人だけだったんですね。なので、一層、企画担当は責任重大だ…と大きく衝撃を感じたことを今でも覚えています。だからこそ、やりがいを感じているのですが、S・Sさんがお話されていたように「無形商材だからこその正解がない難しさ」を感じることはありますね。

職場環境についてもギャップを感じたことがありまして、新入社員という立場だと「ああしなさい、こうしなさい」って言われるのかな?と思っていたのですが、全く言われなかったんですね。最初はそれで『私の社内での役割って何なのだろう』と迷い、不安に思うこともあったのですが、「こういうことをやってみたい」と自ら伝えることで可能な限り挑戦する機会を貰えました。見放されているわけでは無く、一歩後ろから見守ってくれているこの環境に今では働き易さを感じています。

(進行)なるほど。かなり主体性が求められたんですね。どのくらいのタイミングで感じ方が変わったのですか?

(E・Y)5月に配属されてから1、2ヶ月ぐらいは、結構厳しいなって思っていました。「私の仕事ってなんだろう・・・」みたいな。でも、6月の終わりぐらいですかね。マネージャーから「この案件を担当してみたい?」と初めて仕事を任されたことがありまして、そこから変わっていきました。 任せてもらえたからには責任をもってやり遂げないと!とモチベーション高く向き合うことができたんです!
K・Yさんが配属されたときはどうでしたか?慣れるまでに時間とかかかりましたか?

(K・Y)まあ、自然に慣れたかなっていう感じはありますね。これは先ほどの『同年代が少なく、目上の方が多い環境』という話にもつながるのですが、私の上の世代では新卒入社の方が一世代しかいなかったんです。その上の新卒入社の世代は数年空いていて。そんな環境下での新入社員ということもあったので、エレベーターやフロアですれ違った時には、皆さん意識して声をかけてくれていたと思います。個人的にはこちらから何か意識をして仕事に慣れていくっていうよりは、先輩たちが受入れの環境を用意してくれていたかなっていう印象はありますね。

仕事の中でやりがいを感じたこと、大変だったことは?

(E・Y)先ほどの話に繋がってしまいますが、やっぱり初めて企画担当としての仕事を任せていただいた時にはやりがいを感じましたね。
1年目の6月末頃にマネージャーから「○○さんの案件に同席してヒアリングしてきて!もし、お客様から具体的な提案依頼をいただいたらそのまま担当していいからね!」と機会が舞い降りてきまして。ご縁もあって実際にご提案する機会まで頂くことができましたので、ご提案に向けた企画書の作成も行いました。
「どのように作成すればお客様に分かりやすい提案書になるんだろう?」など、初めてで分からないことばかりでとても苦戦しましたが、提案に向けて先輩たちにリハーサルに付き合ってもらい、研修の効果などが分かりやすいように何度も内容をリテイクしました。
今思えば拙いご説明になってしまっていたと思うのですが、お客様のニーズに沿ったご提案ができたからこそ、内定をいただけたのかなと思っています。
初めての挑戦は緊張もしますし、大変ですが、自分で判断して決めたことが今の自分に繋がっています。「自分が日本マンパワーの企画担当だ」と自信をもって言えるようにこれからも責任感を持って一つ一つのお仕事に向き合っていきたいです。 

(S・S)私は表裏一体のエピソードになってしまうのですが、入社3年目の年は個人の営業予算が未達になってしまったことがありました。大きなご相談も沢山いただいており、予定では順風満帆になるはずの年だったのですが、全ての大きなご相談が失注になってしまいまして・・・
後々になって振り返るとその時は気持ちも焦って、かなり空回りしていましたね。「自分の営業活動がどれだけ結果として返ってくるか」を追い求めていましたので、あの年は涙が出るほど悔しかったです。

そして表裏一体と話しましたが、昨年これまでまったくお取引のなかったお客様から新規の大きなお仕事のご相談を頂いたんですね。前年の反省を活かし、「どのように資料を作成すれば分かりやすいだろう」「ご担当者様にとって必要な情報は何だろう」など、緻密にシミュレーションして準備した結果、契約を頂くことができました。過去3年間の経験を活かすことができたことはもちろんのこと、前年の悔しさもあって一層、営業のやりがいを感じましたね。 

(K・Y)やっぱり大変だったことで真っ先に思い浮かぶのは、入社2年目のタイミングで発生したコロナ禍での養成講座運営ですね。私たちの事業は厚生労働省管轄の講座で、当時は対面開催しか認められていませんでした。一方で緊急事態宣言が発令され外出禁止となっていたので、そもそも開催できないじゃないか・・・と。
今では当たり前のようにオンライン会議がありますが、当時は、Zoomってなんですか?という状況でしたので、オンライン講座開催にあたって安全性の確認やマニュアル整備、お問い合わせへの対応など、誰も分からない中でも前に進み続ける必要があったことはとても大変でした。

日本マンパワーの商材的に意外と思われるかもしれないですが、私は明確なやりがいというものは持ち合わせていないんです。
これは別にネガティブな意味ではなく、組織人として与えられた仕事に対しては105%~110%ぐらいの成果で返したいという想いが、私の価値観なんです。それが功を奏してなのか、部署の中では色々と仕事を任せてもらえる立場になり、自然と「やりがい」に近い気持ちを感じるようになりました。
また、当時OJTを担当していたメンバーが、今では新入社員のOJTを任され、そういった成長する後輩の姿を見ると、頑張ってよかったなって思ったりします。

最後に、今後の抱負や目標について教えてください。

(K・Y)今後の抱負や目標となりますと、キャリアコンサルタント養成講座の販促チームに所属していますので『資格の認知度向上』や『社会インフラになるような仕組みづくり』はやってみたいなと思っています。
そのためにも、今まで蓄積していた経験を活かしながら他の部門に積極的に関わって情報を収集し、自分の中に取り入れていきたいですね。

(S・S)入社してから一貫して『今までの自分よりも少しでも高い成果、自己ベストを更新し続けること』を目標にしています。
任せられた仕事で高い成果を出すというのは、やっぱり努力が必要になりますし、その経験の中で得られていくことは、かけがえのないものになるのではないかなと。それにそこまでの過程を通じて確実に成長につながると思いますし。
お客様と接する機会すべてが『信頼関係構築のためのコミュニケーション』になりますので、人材開発・キャリア開発のプロとして複合的・総合的に支援ができるような知識を増やしていくことがこれからの課題だと思っています。

(E・Y)私は今2年目でまだまだ知識や経験は足りないので、まずは自分ができることを増やしていきたいと思っています。具体的にはキャリアデザイン研修だけではなく、スキル系の研修の企画提案もできるようになりたいですね。
今後、先輩から業務を引き継ぐことが増えていきますので、先輩が育んだお客様との信頼関係を崩さないことはもちろんのこと、更に良い関係性を築くことができるように、扱うことができる商品の幅を広げ、自分らしさを発揮して活躍したいです。