会長メッセージMESSAGE

これからの問題解決の考え方と当社が求める人材

判断基準は社会の中で作られている

善悪、正誤、美醜、普通と特別、、、これらを判断する絶対的な物差しはありません。1+1=2でさえ数字の意味を常識として共有していることを前提に成り立っています。個人の人生の選択も会社経営における意思決定も正解はないのです。「何をしたらいい結果が出るのか」という課題の中の「いい結果」は人によって、会社によって異なります。「何をするか」も個性や状況によって変わってきます。さらに言えば「何をするか」よりも、それを「どう決めるか」が結果を大きく左右します。社会に出るとこのような課題の解決、さらには課題自体を自らが立てることが求められます。学校でたくさん習ってきた「正解」にできるだけ効率的、合理的に辿り着くための勉強とは全く別のマインドとスキルが必要になるのです。

 

日々の経験を内省することで自分なりの「答え」が見えてくる

判断基準を持つには、「どういう生き方をしたいか」「社会の中でどういう存在になりたいか」を考えてみることをお勧めします。すぐに答えが出なくてもいいのです。意識していれば日々の経験の「うれしい」にも「悲しい」にも、ありたい自分との繋がりが感じられるはずです。人に答えを求めるのは止めて自分で考えて自分で決める「当事者意識」を持ちましょう。失敗しても大丈夫です。「失敗」も「失敗」と意味づけるから「失敗」なのです。そこから学ぶことができれば「成功」と言えるかもしれません。「うまくいかない不安」「人から非難される恐れ」という心のゆらぎは成長のチャンスです。「チャレンジ」して、失敗して、そこから学んで成長すればいいのです。会社は社員が安心して「率先垂範」や「チャレンジ」できる風土を作っていきます。

 

あなたはなんのために働くのですか?
私たちが日本マンパワーにいる意味

ここまで読んでいただいて、個々がバラバラでいいと考えている会社だと思われたかもしれませんが、当社の社員は「働くに自分らしさを、誰もが夢中になれる社会を」という理念の実現のために「プロフェッショナル」として「価値創造」することを絆として繋がっています。また、私たちは「自分らしさ」を突き詰めて考えると「自分だけよければいい」とはならず社会性を帯びると信じています。

人はひとり一人がかけがえのない可能性に満ちた存在です。お客様をはじめ当社に関わる全ての人々、もちろん入社してくる皆さんを含めた社員にも、社会とのつながりの中で可能性を開花させ、自分らしさを存分に発揮してもらえる会社を目指しています。

当社の考えに共感してくれる方の応募を心から願っています。